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2014年までの内容です。新しい 授業分は、こちら から
エクステンションセンター2014年度秋学期 (単独授業) |
急激に変化する日本と世界の医療・福祉・生活環境−世界と 日本の普通の人の生活がどんどん変わっている。 私達はどのように対応したらいいのだろうか− |
第1回 |
今世界は:格差社会はもはや止めようがなく、南北格差、地域格差、 |
第2回 | 米国社会の変化:黒人ばかりか今や白人間でも大きな格差が。 1%の政治と揶揄されるような国の生き方が世界の模範になるのだろうか |
第3回 | 米国の医療・福祉:中産階級が没落する最も大きな原因は医療費! あまりにも複雑なそのやり方が、日本にも押し寄せる? |
第4回 | 中国社会と医療・福祉:米国以上の格差社会。超金持ちと極貧の人々。 一流の病院は誰のためにあるのか。 このような状況がいつまで許されるのであろうか |
第5回 |
フランス社会と医療・福祉:経済の維持は日本同様今やEU諸国全体の |
第6回 |
北欧社会と医療・福祉:現在世界で最も理想的な国の北欧各国も今後の |
第7回 |
イスラム社会と医療・福祉:複雑なイスラム諸国は戦後社界に |
第8回 | 日本社会の変化:世界でも例を見ない少子高齢化が現実に。 そこに来て近隣諸国とは新たな紛争要因が。さらに天変地異が複雑に。 私達はどうなるの? |
第9回 | 日本の医療:現行の国民皆保険制度はこれからどう変化していくの だろうか。過去を振り返りつつ今後の動向を考えていく。 |
第10回 |
日本の福祉:良いような悪いような介護保険制度はいつまでもつか。 |
エクステンションセンター2014年度春学期 (単独授業) |
21世紀を健康で生きがいのある人生を送るために |
第1回 |
オリエンテーション:私たちの健康と生きがいにとって |
第2回 | 食生活と疾病・健康増進・生きがいとの関係(特):ここでは今までの 栄養・食生活に関する学問的成果、トピックス的話題についての 文献権的な検討を行います。 |
第3回 | 食生活と疾病、健康増進との関係(監):今までの生活の中で考えてきた ことを踏まえ、自分の老後の生活にうるおいを与える食生活というもの はどのようなものなのかを考える。 |
第4回 | 運動習慣と疾病・健康増進・生きがいとの関係(特):ここでは今まで の運動、身体活動、運動習慣の学問的成果、トピックス的話題について の文献権的な検討を行います。 |
第5回 |
運動習慣と疾病・健康増進・生きがいとの関係(監):今までの生活 |
第6回 |
体に良い休養とは?健康増進の要は栄養、運動、休養というけれど、 |
第7回 |
休養のなかでも、ストレスは最も体に大きな影響を与えていると思う。 |
第8回 | 私の研究室ではここ20年間動物実験、高齢者調査などを通じストレス について考えてきたが、いわゆるストレスだけでなく、その他の情動反応 の影響も強いことがわかわかってきた。 |
第9回 | その中でマインドフルネネスという考えが最近人々の心の健康に大きな 影響を持つことが知られるようになってきた。ここではいろいろな観点 からマインドフルネスについて考えて見たいと思う。 |
第10回 |
臨床分野で応用されているマインドフルネスに限らず、この考えは |
エクステンションセンター2013年度秋学期(1)(単独授業) |
21世紀に生きる ―私たちの生活と感染症― |
第1回 |
病原微生物と感染症:感染症には必ず原因があります。 |
第2回 | 微生物と生体防御機構:私たちの体は長い進化の過程で 病原微生物と戦い、いろいろな防御機構を獲得してきたばかりか、 科学の進歩が更にそれを後押ししてきました。 |
第3回 | ワクチンの発達とワクチン行政:この数十年でワクチンの 開発は急速に進歩した。 米国と日本のワクチン行政の違いを検証する。 |
第4回 | 抗菌剤の発達と耐性菌の出現:フレミングの予言通り、 抗生剤は万能ではなかった。医療の進歩は私たちの寿命を大幅に 伸ばしたが、一方では耐性菌の出現を助長させるようになった。 |
第5回 |
抗菌剤の乱用と細菌の変異:一時は細菌の撲滅をも視野に |
第6回 |
乱開発と新たなウイルス性疾患の脅威:1960年以降アフリカや |
第7回 |
生活習慣病と感染症:細菌と胃癌・胃潰瘍、肺炎、 |
第8回 | 高齢者を襲う感染症:ノロウイルス、インフルエンザ、疥癬、 誤嚥性肺炎、MRSA。私たちはどのように対処したらいのだろうか。 |
第9回 | 現在最も危惧される感染症 致死率60%!鳥インフルエンザ の行方は?:もはや時間の問題と言われる鳥インフルエンザ。 その時私たちの生活はどうなるのだろうか。 |
第10回 |
格差社会と感染症(生物テロの脅威):日本も含め急速に広がる |
エクステンションセンター 2013年度秋学期(2)オムニバス講座 |
「自分が変わる」ことを実感する教室 ―マインドフルライフの理論と実践― |
マイドフルネスが西洋の医療や教育分野で科学的に取り扱われ、広がりを見せている。
その要諦は、 身体に意識的に注意を向けることを通じた心の制御であり、仏教だけでは
なく、他の伝統的宗教や 文化にも発見でき、また免疫学や脳神経科学でも説明できる。
そこで、健康感や幸福感を高める 鍵は自らに内在していることを、免疫学、身体心理学、
臨床心理学、社会福祉学、認知神経科学、 認知行動療法などの観点から学び、毎回、
自ら選んだ課題の実践を通して理解する。
第1回 (町田) |
本講義の概要、日本人とマインドフルライフ・予防医学 とマインドフルライフ |
第2回 (町田) |
精神神経免疫学とマインドフルライフ :私の研究(動物実験・高齢者調査)の紹介 |
第3回 (春木) |
これまでの心理学が見落としてきた「身体」について |
第4回 (春木) |
マインドフルネスストレス低減法、太極拳などの実践 |
第5回 (大賀) |
マインドの集中による心身の健康増進(認知行動療法と行動医学) |
第6回 (大賀) |
認知神経科学、システム工学によるマインドフルネスのメカニズム |
第7回 (大賀) |
マインドフルライフ(日常の衣食住の作法や身体の振る舞い等を 活用したマインドフルネス)の紹介と実践 |
第8回 (中町) |
従来の臨床心理(学)と社会福祉(学)とその課題 |
第9回 (中町) |
マインドフルネスとポジティヴ・サイコロジーの理論とノウハウ |
第10回 (町田) |
生活習慣病の予防としてのマインドライフの実践、 まとめと展望 複数の講師らによる鼎談 |
2013年度 エクステンションセンター春学期 |
講座名:「身近な環境問題」 ― 21世紀を健康で生きがいを持って生活するために ―」 |
第1回 |
複雑な人口問題からもたらされるもの:エネルギー危機、 |
第2回 | 良質の水を求めて:河川水・地下水と水道水、 ミネラルウオーター、浄水器 |
第3回 | 私たちを脅かす空気環境:自動車と大気汚染、花粉症、 呼吸器感染症 |
第4回 | 私たちを脅かす食生活:添加物、たばこ、 カロリーオーバー、動物脂肪の害 |
第5回 |
理想的な食生活を求めて:6大栄養素から機能性食品・ |
第6回 |
健康のための運動とは:運動の種類、運動のための |
第7回 |
ストレスの健康に及ぼす影響:物理的ストレス、 |
第8回 | 屋内環境と健康:建築建材、ハウスダスト、 アレルギー、高層階と健康 |
第9回 | 自然環境と人間:長期変動から見た地球環境、 恐ろしい自然環境の激変と人為的環境破壊 |
第10回 |
地震,津波,竜巻,台風,熱波・寒波,火災,紛争, |
2012年度授業計画 |
2012年度冬学期プログラム |
講座名:「心身の健康増進のための理論と実際」 -東洋の伝統的な智慧に基づく心身のセルフケア・アプローチ- |
東洋の伝統的な智慧に基づく心身のセルフケア・アプローチとして近年欧米で注目されて
いるマインドフルネスについて分かりやすい解説と実践を交えながら講義を進めていく。
今回はマインドフルネスについての導入編として、3人の講師で6回の授業を行う。
第1回 (町田) |
マインドフルネスとは。その歴史的経緯と発展 |
第2回 (春木) |
ジョン・カパットジン(John Kabat-zinn)と マインドストレス逓減法(MBSR)について |
第3回 (春木) |
MBSR技法の概要 |
第4回 (大賀) |
ティク・ナット・ハン(Yhich Nhat Hanh)と味あう生き方について |
第5回 (大賀) |
マインドフル身体活動法 |
第6回 (町田) |
ストレスを中心とした情動反応と運動習慣の |
春学期 |
講座名:「環境と人間」 -人間の健康と生活に与える環境の影響について考える―」 |
第1回 |
地球の形成と生物の進化:地球の長い歴史の中で生物は |
第2回 | 人類の歴史・日本人の形成:アフリカから進化した人類の 祖先から日本人が形成されるまで |
第3回 | 然災害の脅威と人間①:火山爆発・地震・津波・台風・洪水等 自然の脅威の中で人間はどのように戦ってきたのか |
第4回 | 自然災害の脅威と人間②:3・11から学ぶこと。過去の津波の 脅威を考えれば少しも想定外ではなかったはずだが? |
第5回 |
産業の発展の功罪:豊かな生活と忍び寄る危機。 |
第6回 |
忍び寄る環境破壊:灌漑と乱開発。過去に人が行った |
第7回 |
日本と世界の公害:公害のショウインドウと工業の発展。 |
第8回 | 忍び寄る環境汚染①:食品添加物・薬害・薬物乱用。 食品加工技術や医薬品の発達はやがて人々をむしばむことに |
第9回 | 忍び寄る環境汚染②:食の安全と環境ホルモン。 有機化学工業の発達は私たちの生活を豊かにしたが、 やがてその代償を払うことに |
第10回 |
忍び寄る環境汚染③:エコな暮らしと住みよい環境。 |
秋学期 |
講座名:「環境と人間」 -人間の健康と生活に与える環境の影響について考える―」 |
第11回 |
この地球の温熱環境の中で人類が身に付けたもの。 |
第12回 | 複雑に絡む地球環境問題:南北双方の影響でより深刻に。 ゆたかさと貧困が共存す人類はともに環境破壊者に。 解決策はあるのか? |
第13回 | 地球環境問題①:人口爆発と深刻なエネルギー危機、食糧危機、 格差社会、人心の荒廃。 果たして地球は100億の人口を養えるのか |
第14回 | 地球環境問題②:地球温暖化の原因とその影響:炭酸ガスだけが 温暖化の原因ではない。 大国のエゴがやがて地球の危機をもたらす |
第15回 |
地球環境問題③:感染症の変化と生物の生存。 |
第16回 |
原発事故①:過去の事例にみる原発の危険性。 |
第17回 |
原発事故②:日本の原発行政と安全神話がもたらしたもの。 |
第18回 | 原発事故③:これからの日本のエネルギー政策を考える。 この事故は日本の技術革新力の見せどころでもある。 希望を捨てないこと! |
第19回 | この環境の中で21世紀を生きる:格差社会容認の米・中。 科学技術の発展と人々の心の問題を考える |
第20回 |
世界1住みよい国は?:客観的な視点から見た日本と日本人の |
2011年度授業計画 |
春学期 |
講座名:「今日本人を脅かす感染症」 |
第1回 | どうして先進諸国でも感染症の脅威が続くのであろうか:地球規模の 乱開発と抗菌剤の蔓延 |
第2回 | 感染症今昔物語:人類の始まりから現在までの感染症の脅威を明らかに する |
第3回 | 身近な感染症の変異(大腸菌O157など):今まではあまり害を 与えなかった細菌がありえないような毒性を獲得している |
第4回 | 性感染症:高校生の性体験率 >50%という時代の性感染症とは? |
第5回 | HIV:世界的に見て非常に少なくなかった日本のエイズが今や感染 爆発の危険性に直面 |
第6回 | 院内感染症(アシネトバクターほか):もはや大学病院でさえ 安心できない日本の現状 |
第7回 | 新型インフルエンザの脅威:次々に現れる新型インフルエンザ。 特に鳥インフルエンザの流行は危険 |
第8回 | 動物感染症(BSE,口蹄疫):狂牛病と恐れられたBSE.人間に はそれほど脅威がなくてもパニックを起こすような口蹄疫の流行。 その原因の陰には? |
第9回 | 生物テロ:混沌としてきている世界情勢。 危機管理の薄い日本人ももはや例外ではなくなるかも |
第10回 | 感染症の脅威から身を守るために:これら次から次に起こって くる感染症の脅威に私たちはどのように対処していったらよいのであろうか |
秋学期 |
講座名:「身近な環境問題」 |
第1回 | 複雑な人口問題からもたらされるもの:エネルギー危機、食糧危機、 高齢化社会、不安定な国内・国外の各種要因 |
第2回 | 良質の水を求めて:河川水・地下水と水道水、ミネラルウオーター、 浄水器 |
第3回 | 私たちを脅かす空気環境:自動車と大気汚染、花粉症、呼吸器感染症 |
第4回 | 私たちを脅かす食生活:添加物、たばこ、カロリーオーバー、 動物脂肪の害 |
第5回 | 理想的な食生活を求めて: 6大栄養素から機能性食品・ ポリフェノール、サプリメント、 嗜好品(酒、日本茶・中国茶・紅茶・コーヒー) |
第6回 | 健康のための運動とは:運動の種類、運動のための良い環境とは、 運動と活性酸素 |
第7回 | ストレスの健康に及ぼす影響:物理的ストレス、心理的ストレス、 精神神経免疫学 |
第8回 | 屋内環境と健康:建築建材、ハウスダスト、アレルギー、 高層階と健康 |
第9回 | 原発と放射能汚染:世界の原発・日本の原発、過去の事故、2010年 福島の原発事故はどうして起きて、どのような被害が予想されるか |
第10回 | 地球変動と人類:長期変動から見た地球環境、恐ろしい自然環 境の激変と人為的環境破壊 |
春学期 |
講座名:「予防医学的見地から見た人の一生」成長編 |
第1回 | 少子高齢化と人口爆発の中で:これからの日本はどのような国になる のであろうか。2050年の世界から考え私達はこれから何をしなくては いけないのか。 |
第2回 | 生命誕生:妊娠から生命誕生(胎児の発育)を学び、子供に対する多様な 選択 (子供を持たない。婚外子・人工授精、代理母、中絶など)について 考える。 |
第3回 | 乳児期:新生児と乳児の発育、SIDS、ワクチンの問題点 |
第4回 | 幼児期:健やかな成長・乳幼児健診、幼児虐待 |
第5回 | 学童前期:児童の発育と疾病、LDとLDHD学級崩壊 |
第6回 | 学童後期:子供を取り巻くいろいろな問題、いじめと体罰、常識とまじめの 崩壊、中学受験の抱える問題 |
第7回 | 思春期の健康と生き方:心と体のアンバランス、性意識の変化、非行と 家庭環境多様な進路の模索、海外との比較 |
第8回 | 大学生の健康と生き方:日本の学生・世界の学生、就職活動・アルバイトと 学業世界青年意識調査 |
第9回 | 職を得て・社会人としての健康と生き方:新入社員、年功序列・終身雇用の 崩壊、フリーターという選択、青年期の健康 |
第10回 | 結婚?独身?多様な選択:変化する結婚感、キャリアーと育児・終身賃金、 男性の家事参加 |
秋学期 |
講座名:「予防医学的見地から見た人の一生」成人編 |
第1回 | 人生の分かれ道:中年期の健康と生き方、職業人として家庭人としてフル回転、 肥満、糖尿病、動脈硬化など習慣病にならいための健康づくり対策 |
第2回 | 老後を見据えて:熟年期の健康と生き方、男性・女性の更年期障害とその対策、 心身症・がん・心臓病・脳卒中対策 |
第3回 | 加齢のメカニズムと寿命:老化はどうして起こるのか、活性酸素とスカベンジャーとテロメア、 精神神経免疫学(神経・ホルモン・免疫)と健康 |
第4回 | 多様な人生設計:高齢者の健康と生き方、子育て、仕事から解放されて? 仕事・家庭・健康・生きがいを求めて |
第5回 | 米国の医療・福祉:米国がリードする世界で本当に人々は幸福になれるので あろうか? 格差社会の容認・不老長寿の医療。しかし予防医学の奨励も |
第6回 | 北欧の医療・福祉:誰もが認める理想的社会。しかし、人口500万人前後の 北欧諸国の政策が日本のモデルになるのであろうか? |
第7回 | 高齢者を支える日本の医療:世界標準から外れた日本の医療の過去・現在・ 将来、予防医学の実行のみが日本人を救う。 |
第8回 | 高齢者を支える日本の福祉:介護保険制度の問題点、自立のみが日本人の 健康と生きがいを保障する。私たちは今からどのようにしたらよいのであろうか |
第9回 | 21世紀を高齢者として生きる:人口9千万人・高齢化率40%の超少子高齢化 時代の日本と日本人。食料.エネルギー.気候変動はどうなるのであろうか。 |
第10回 | 100歳老人の生き方を学ぶ:2055年には日本の100歳以上の人口は 63万4千人(現在は4万人)にもなる。誰でもそのチャンスがあります。 |
2009年度授業計画 |
秋学期 |
講座名:身近な感染症 -かぜ、インフルエンザ、鳥インフルエンザ、 新型インフルエンザとその対処を 中心に |
第1回 | 病原微生物とは:私たちに関係の深い病原微生物の種類と性状について説明する。 |
第2回 | 先進国で流行する恐れのある感染症:20世紀後半になり大腸菌O157、 ウェストナイル熱、狂牛病、レジオネラ症、ノロウイルスなど急激に増加。 |
第3回 | 特異免疫と非特異免疫:感染症予防のために重要な免疫、さらに非特異免疫は 生活習慣予防にも |
第4回 | ワクチンの重要性:日本のワクチン行政はどこかおかしい。 その問題点について述べる。 |
第5回 | カゼの症状とその対処法:カゼの種類と症状、そしてその膨大な カゼのウイルスから身を守るためにはどのようにしたらよいのであろうか。 |
第6回 | インフルエンザの高原変異:カゼとインフルエンザの違い、種類、 症状、その対処法を学ぶ。 |
第7回 | 弱毒性であったウイルスが突然現れた致命率の高い急性伝染病に。 その問題点を考える |
第8回 | 新型インフルエンザの特徴:本格的に起こったら人類の危機とも いわれるこの疾患の特徴は? |
第9回 | 新型インフルエンザがまん延したら:従来の感染症に比べあまり にも大きな社会的影響を考える。 |
第10回 | 身近になってきている生物テロ:世界中で最も危機管理能力の 低い日本人にとって、あまり考えられないが、 いま世界中で問題になっている |
2008年秋学期と2009年春学期は特別研究中のため エクステンションセンターの授業は行わなかった。 |
2008年度授業計画 |
春学期 |
講座名:身の回りの環境と健康 |
第1回 | 私達を待っているものは(日本の針路を見つめて): 20世紀の後半、日本は豊かになったが、 ここに来ていろいろな方面でひずみが現れてきた。その問題点と解決策を明らかにしたい |
第2回 | 少子高齢化と人口爆発の中で: 少子高齢化に悩む先進国、人口爆発に悩む発展途上国。 これからの人類は人口問題の解決なくしてはその存在さえも危ぶまれる。 |
第3回 | 生の誕生と健やかな成長: 子供の生命に対する親の考えがいつの間にか変わってきて しまったが、多くの人にとってかけがえの無いものであり、その健やかな成長をみまもって いきたい。ここでは変わりゆく生殖医療、細菌の親子関係について考える。 |
第4回 | 今学校で何が起こり、どのような解決策があるのか: LD,ADHD、学級崩壊、いじめ、 不登校、校内暴力・・・。今学校で起こっていることは、昔は考えられなかった。その解決策は? |
第5回 | 公害や地球環境破壊がもたらしたものとその対策:快適な暮らしを求めた20世紀。 それは予期もしない負の遺産をもたらした。 公害や地球環境問題はこれからの我々に何をもたらすのであろうか。 |
第6回 | 私たちを取り巻く環境が人々に与える影響: 私たちを取り巻く空気の性状、温熱環境、 各種放射線などの地球環境の変化は私たちの健康に大きな影響を与えている。 それに人為的なものが加わるとさらに大きな問題が生じる。 |
第7回 | 私たちの生活がもたらす環境汚染と健康: 私たちの生活は昔と比べると比較にならない ほど清潔で快適なものとなった。しかし、逆に上下水道、廃棄物、農薬による健康障害、 建材や木密な室内から起こるアレルギーなど昔よりも深刻な問題が起きている。 その原因と対策を考える。 |
第8回 | ライフスタイルと健康増進: ああすれば、こうすれば、体にいいことはわかってもなかなか 続けられない。しかしやる人とやらに人ではここまで違う。 |
第9回 | 激増する生活習慣病とその対処法: 癌、心臓病、脳血管障害、糖尿病、肝臓疾患、腎疾患、 骨粗しょう症など、メカニズムとその対処方法を学ぶ。 |
第10回 | 迫り来る老化と幸福な一生を目指して有限な命。どうして皆で楽しく暮らしていけないの でしょうか。センテナリアン(百歳老人)の生き方を通じて生きがいのある人生を! |
2007年度授業計画 |
春学期 |
テーマ:環境と健康―予防医学の視点から― |
ここ数十年で私たちの身の回りは激変している。私たちが健康で、生きがいのある人生を全うするためにどのようにしたら良いのか、 地球環境の中で生きる私たちの生活を予防医学の視点から考えていきたいと思う。 |
第1回 | 私達を待っているものは(日本の針路を見つめて)20世紀の後半、日本は豊かになったが、ここに 来ていろいろな方面でひずみが現れてきた。その問題点と解決策を明らかにしたい |
第2回 | 少子高齢化と人口爆発の中で少子高齢化に悩む先進国、人口爆発に悩む発展途上国。これからの 人類は人口問題の解決なくしてはその存在さえも危ぶまれる。 |
第3回 | 生の誕生と健やかな成長子供の生命に対する親の考えがいつの間にか変わってきてしまったが、 多くの人にとってかけがえの無いものであり、その健やかな成長をみまもっていきたい。 ここでは変わりゆく生殖医療、細菌の親子関係について考える。 |
第4回 | 今学校で何が起こり、どのような解決策があるのかLD,ADHD、学級崩壊、いじめ、不登校、校内暴力・・・。 今学校で起こっていることは、昔は考えられなかった。その解決策は? |
第5回 | 公害や地球環境破壊がもたらしたものとその対策快適な暮らしを求めた20世紀。それは予期もしない 負の遺産をもたらした。公害や地球環境問題はこれからの我々に何をもたらすのであろうか。 |
第6回 | 私たちを取り巻く環境が人々に与える影響私たちを取り巻く空気の性状、温熱環境、各種放射線などの 地球環境の変化は私たちの健康に大きな影響を与えている。 それに人為的なものが加わるとさらに大きな問題が生じる。 |
第7回 | 私たちの生活がもたらす環境汚染と健康私たちの生活は昔と比べると比較にならないほど清潔で 快適なものとなった。しかし、逆に上下水道、廃棄物、農薬による健康障害、建材や木密な室内から 起こるアレルギーなど昔よりも深刻な問題が起きている。その原因と対策を考える。 |
第8回 | ライフスタイルと健康増進ああすれば、こうすれば、体にいいことはわかってもなかなか続けられない。 しかしやる人とやらに人ではここまで違う。 |
第9回 | 激増する生活習慣病とその対処法 癌、心臓病、脳血管障害、糖尿病、肝臓疾患、腎疾患、骨粗しょう症など、メカニズムとそ の対処方法を学ぶ。 |
第10回 | 迫り来る老化と幸福な一生を目指して有限な命。どうして皆で楽しく暮らしていけないのでしょうか。 センテナリアン(百歳老人)の生き方を通じて生きがいのある人生を! |
秋学期 |
テーマ:身近な感染症 ―21世紀も続く感染症との戦い― |
2005年12月に出版された「感染症ワールド」の改訂版(7月上旬発行予定)を用いて、現在私たちの身近な問題としての 感染症について10回の講義をできるだけ新しい資料を用いて、パワーポイントとビデオを用いて解りやすい講義を行います。 |
第1回 | 染症の150年:病原微生物の存在が明らかになったのは僅か150年前。一時は感染症は 征服されたと思われたが、21世紀の今、私たちは再び感染症の恐怖にさらされている。 |
第2回 | 2007年4月に施行された感染症法: 100年もつズいた伝染病予防法が廃止され1999年4月に感染症法が制定された。 しかし、2003年に次いで再び今年の4月に大きな改定が行われた。 それはどうしてなのだろうか。新しい感染症法について考えていく。 |
第3回 | 海外赴任対策―地域別感染症情報―: 日本人も海外赴任、ボランティア活動、観光などで近年地球の隅々まで出かけるように なってきた。私たち日本人は日本にいる限り安全な生活に慣れて、外国に行っても 危機管理が薄れている。海外滞在時の感染症対策について地域別に述べる。 |
第4回 | 性感染症・エイズの昔と今:性感染症は性体験の低年齢化に伴い子供たちに深刻な影響 を与えている。また、売春ツアーや不倫などもその危険に拍車をかけている。 その実態を明らかにし、その対策を考える。 |
第5回 | HIV感染症とエイズの予防と治療: 現在HIV感染症は特効薬を飲み続ける限りエイズの発症は免れ、死亡は回避されるように なってきたが、現実はどうなのであろうか。その社会的側面も含め、その問題点を探る。 |
第6回 | 癌と微生物との関係:1970年代には癌と感染症の関係はほとんどわかっていなかったが、 今や日本人に多かった胃癌、肝癌、子宮頸癌、ある種の白血病と感染による発がんが 次々と明らかになった。それらに対する対処の仕方はどうなのであろうか。 |
第7回 | 癌以外の非感染症と微生物:肝炎、大腸炎、肺炎、脳炎、髄膜炎などと感染症の関係は よく知られているが、心筋炎、腎炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍なども感染症は大きな影響 を持っている。さらに老化の原因になっている活性酸素ももともとは感染症予防のため のシステムと関係していることがわかってきた。 |
第8回 | かぜは万病のもと:かぜとインフルエンザー私たちにとって最も身近な病気は万病の もとといわれる風邪であるが、意外とその本体は知られていない。 風邪とインフルエンザと肺炎の関係を明らかにする。 |
第9回 | 単なるインフルエンザとは思えない 鳥インフルエンザの恐怖:今鳥インフルエンザの恐怖がマスコミをにぎわしている。 もし現在のままで人から人へ伝染するようになった時、それはインフルエンザとは 名ばかりで、その実態はまるで出血熱のような多臓器不全の病巣を示すといわれる。 特効薬のタミフルの問題も含め、その実態に迫ろうと思う。 |
第10回 | 潜行する生物兵器開発とテロ:1970年代まではどこの国でも生物兵器の研究は行われて いたが、突然ニクソン政権はその廃棄を決め、ほとんどの国はその条約を履行したかに見えた。 今、世界は非常に不安定になり、この手軽な生物兵器が再びクローズアップされるように なってきた。無差別テロ、自爆テロの横行でさらに深刻な問題になりつつある。その問題点を探る。 |
2006年度授業計画 |
エクステンションセンター〔通年、火曜日3限、人間科学学術院:予防医学・健康福祉医療政策教授:町田和彦〕開講のお知らせ |
下の内容のように21世紀になっても感染症は私たちに大きな影響を与えております。 2000年12月出版された「感染症ワールドー免疫力・健康・環境-」という教科書を用いて、パワーポイントや ビデオを用いて最新の感染症の世界を楽しく解説していきたいと思います。教科書自体も最新版ですが、 さらに新しい内容や、感染症を勉強していくための微生物学の知識や、社会的な問題についても積極的に 入れて生きたいと思っております。 次のタイトルのように通年で20回にわたる授業を考えておりますのでお気軽にご参加ください。 ①人類の進化と感染症 ②③④病原微生物と免疫の世界―敵を知り己を知るー ⑤活性酸素と人間生活⑥伝染病予防法の時代 ⑦感染症法とは ⑧抗菌剤の発達と感染症の逆襲 ⑨成人病と感染症 ⑩高齢者と感染症 ⑪性感染症 ⑫エイズの出現 ⑬エイズの発症 ⑭エイズの社会的影響 ⑮昆虫と動物媒介感染症 ⑯気をつけて海外渡航 ⑰不気味な出血熱 ⑱先進国も注意 ⑲21世紀の感染症とバイオテロの恐怖 ⑳Q&A |
2005年度授業計画 |
秋学期 |
テーマ:「感染症ワールド ー免疫力・環境と感染症ー」 |
受講生募集中:最新の教科書「感染症ワールド」(今秋早稲田大学出版部より発刊予定)を用いて現在問題になっている感染症について いろいろな面から最新の資料で以下のように10回に分けて講義をします。 |
第1回 | 感染症と人間、その壮絶な戦い |
第2回 | 病原微生物と免疫の世界―敵を知り己を知る― |
第3回 | 活性酸素と人間生活―ライフスタイル・寿命・スカベンジャー― |
第4回 | 伝染病今昔物語―身近な感染症:伝染病予防法と感染症法 |
第5回 | 感染症の逆襲 ―弱毒細菌の変異、耐性菌の恐怖― |
第6回 | 動物尾感染症インフルエンザ、そして鳥インフルエンザ、SARS、ニパウイルス |
第7回 | 成人の感染症 ―性感染症と成人病― |
第8回 | 海外赴任と感染症 ―新興感染症・再興感染症― |
第9回 | 環境破壊と感染症 ―人間に襲いかかる出血熱― |
第10回 | 変わってきたエイズ ―その出発から |
春学期 |
テーマ:くらしと健康 |
環境・ライフスタイルと健康 ─身の回りの健康─ |
第1回 | 複雑な人口問題からもたらされるもの |
第2回 | 良質の水を求めて |
第3回 | 我々を脅かす嗜好品・添加物 |
第4回 | 健康な食生活 |
第5回 | 健康のための運動とは |
第6回 | ストレスの健康に及ぼす影響 |
第7回 | 身近な感染症と健康 |
第8回 | 感染症と成人病 |
第9回 | 屋内環境と健康 |
第10回 | 屋外環境と健康 |
2004年度授業計画 |
テーマ:健康医療福祉政策 ─ 予防医学的見地からみた人の一生 ─ |
key words:健康・自立・生きがい |
第1回 | 妊娠・出産 |
第2回 | 乳児期 |
第3回 | 幼児期 |
第4回 | 学童前期 |
第5回 | 学童後期 |
第6回 | 思春期 |
第7回 | 世界の若者 |
第8回 | 職を得て |
第9回 | 結婚~子育 |
第10回 | 児童福祉施設見学 |
第11回 | 女性の健康と生き方 |
第12回 | 中年期の健康と生き方 |
第13回 | 熟年期の健康と生き方 |
第14回 | 加齢のメカニズムと健康 |
第15回 | 世界の高齢者 |
第16回 | 世界の高齢者 |
第17回 | 日本の高齢者 |
第18回 | 高齢者を支える日本の医療 |
第19回 | 幸福な人の一生をめざして |
第20回 | 高齢者施設見学 |
2002年度授業計画 |
テーマ:高齢化社会の老人問題 ─ 保健・医療・福祉 ─ |
到達目標 春学期:老化のメカニズムから健康で生きがいのある老後を送るために必要な様々な方法を学びます。私たちが今まで行ってきた 調査結果も含め幅広い学問的成果を示しながら、皆さんにも理想的な人の一生について考えていただきたいと思っております。 秋学期:少子高齢社会は日本のみならず世界中で起きており、各国はその対策に懸命になっております。 私たちは今まで国民皆保険制度や老人医療無料化制度が当たり前のように考えてきましたが、今や医療の分野でも世界に取り残された 国になりつつあります。今後どうしたらよいか考えていきたいと思います。 |
講義内容 急速に進行する少子高齢化社会。私たちの未来はどのようになるのでしょうか?現状の健康保険制度や年金制度がこのまま続くと考え る人はもはやいないと思いますが、今政府が出しているような解決策では医学の進歩にもついていけず、増加する医療費の 抜本的解決にも遠く、さらには私たちを待ち望む生きがいのある老後の生活は到底達成できないと思われます。 そこで20回にわたり高齢者を取り巻く様々な面を保健、医療、福祉の面から考えていきたいと思います。 そこで春学期は主に高齢者の問題について、秋学期は医療の問題について行います。 |
年間スケジュール |
第1回 | 老化はどのようにしておきるのか |
第2回 | 平均寿命・健康寿命・限界寿命 |
第3回 | 老化は進行する・元気で長生きする秘訣は? |
第4回 | 高齢者の疾病とその予防 |
第5回 | 高齢者と食生活 |
第6回 | 高齢者と運動 |
第7回 | 高齢者と休養・ストレス |
第8回 | 高齢者の生きがい |
第9回 | 百歳老人 |
第10回 | 理想的な人の一生とは |
第11回 | 世界の医療・日本の医療 |
第12回 | わが国の医療政策の光と陰 |
第13回 | 大幅な市場経済を導入したアメリカの医療政策 |
第14回 | 破綻する医療費・何が問題か? |
第15回 | 予防医学を前面に出した医療政策 |
第16回 | わが国の高齢者医療の実態・医療の質の問題 |
第17回 | 世界の介護保障 |
第18回 | わが国の在宅介護の現状 |
第19回 | 北欧流の高齢者福祉政策は万全か? |
第20回 | どのようなシステムが人々の健康のためになるのか |
─ 保健・医療・福祉政策私案 ─ |
2001年度授業計画 |
講座名:忍び寄る環境汚染 二十一世紀の人々に待っているものは? |
日程:4/19~6/28 曜日・回数・時間:木曜日 10回 10:40~12:10
テキスト:『忍び寄る感染症 21世紀の人々に待っているものは?』(早稲田大学出版部) |
下記のような色々な媒介を使い、分かり易い授業を心がけるつもりでいます。 21世紀を迎え、新たな気持ちで感染症の勉強をしていきたいと思います。 自由に質問をして下さい。
昨年、明治以来続いた伝染病予防法が感染症新法に変わった。一度は制圧も可能と思われた感染症は20世紀末から |
2000年度授業計画 |
講座名:忍び寄る環境汚染・環境破壊 |
1) 環境汚染・環境破壊の歴史 2) 水質汚濁:水俣病、イタイイタイ病、ヘドロ他 3) よりよい飲料水を求めて:トリハロメタン、原虫他 4) 大気汚染:光化学スモッグ、亜硫酸ガス、ジーゼル 5) その他の公害:騒音、悪臭、地盤沈下他 6) 住まいと環境:アレルギー、新建材、高層住宅等 7) 食品添加物・農薬:PCB、アフターハーベスト他 8) なくならない薬害:ペニシリンからエイズまで 9) 個人にも社会にも害を与えるタバコと麻薬 10) 人口増加とエネルギー危機・食料危機・他 11) 人口増加と忍び寄る感染症:エボラ、エイズ他 12) 沈黙の春から失われし未来へ:環境ホルモン 13) 廃棄物処理とダイオキシン対策 14) 未来に悔いを残さないように:エコクリーン 15) 失われる緑:酸性雨・灌漑・砂漠化 16) 地球環境問題:温暖化と自然災害・人工災害他 17) フロンガスと紫外線・電磁波の生体影響 18) 放射線の光と影:平和利用と原発事故・核兵器 19) 地球の温暖化と人類の未来:自然環境・人工環境 20) 民族主義・貧困・戦争 - 人類の生存を左右するもの |
1999年度授業計画 |
前 期 |
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後 期 |
2) 水質汚染 各種公害と飲料水 3) 大気汚染 工場の汚染から自動車の排ガス 4) 薬害・食品添加物 繰り返される歴史 5) 廃棄物とエコクリーン 現状と将来・リサイクル 6) 環境ホルモンとダイオキシン 沈黙の春から奪われし未来へ 7) エネルギーと原発 事故への不安と石油の枯渇 8) 地球環境問題・ 地球の温暖化 9) 地球環境問題・ 酸性雨、砂漠化の進行、フロンガス、森林の減少 10) 人口増加と民族主義 食料危機と戦争・貧困 |
1998年度授業計画 |
講座名:予防医学的見地より見た人の一生 -21世紀を健やかに生きるために- |
1997年度授業計画 |
1) 感染症の歴史・:古来より伝染病の蔓延が文化と社会に及ぼした影響について。 2) 感染症の歴史・:19世紀の半ばまで病原体の存在は不明であったが、そういう社会にあってどのように人々は伝染病を 克服していったのか。 3) 病原微生物の種類と構造:その特徴と人の病気との関係について。 4) 感染の成立と免疫:微生物の持つ生体への攻撃性と人の生体防御能力との闘い。 5) 感染症の予防と治療:感染症の発生要因と予防法、消毒と滅菌法、化学療法剤・抗血清療法・抗生物質・対症療法について。 6) 届出伝染病の栄枯盛衰:現在の状況とあれ程恐ろしい病気がなぜなくなったのか? 7) 暮らしのなかの微生物:体の内外の有用な微生物と最も身近な病気である食中毒。 8) 感染症の逆襲:今迄あまり問題が無かった微生物の中には近年特有な毒力を獲得するようになったものがある。 大腸菌 O157、劇症型溶連菌感染症 (食肉細菌)、狂牛病など。 9) 寄生虫:その恐ろしい実態と奇妙な話 (アレルギーとの関係)。 10) 性病と性感染症:過去・現代・未来 11) AIDSの疫学:どのようにしてこの世に現れ蔓延していったか。将来は? 12) AIDSウィルス:HIVはどのようにして人に侵入し、人を殺していくのか。人類は制圧できるのか?その治療法の現状と将来。 13) AIDSの社会的影響:AIDSの蔓延をどうして止められないのか、どうしたら止めることができるのか。 AIDSの社会・経済に及ぼす影響。 14) 海外赴任・旅行は要注意:日本にない病気とその対策。 15) 出血熱と脳炎の恐怖:日本にはほとんどない致命率の高い感染症は世界中にたくさんある。 エボラ、デング、マールブルグ、腎症候性出血熱および世界中にうまく住み分けをして致命的な影響を与えている 各種脳炎について。 16) 母子感染症:胎盤・産道・母乳を通じて感染する感染症と母親の免疫について。 17) 子どもと感染症:学校伝染病とワクチンについて。 18) 成人と感染症・:癌 (肝癌、白血病、子宮癌、胃癌他) と感染症。 19) 成人と感染症・:癌以外の成人病と感染症および慢性疲労症候群について。 20) 高齢者と感染症:日和見感染 (特にMRSA) と肺炎・腎炎について。 |
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