ガーデニング(農業)               ホームに戻る
   (2021年5月2日記)

  新設の「日々思うこと」に書いたように昨年1月に引いた風邪と時を同じくして始まった
  コロナ騒ぎが昨年秋まで続き、なんとなくやるきがしなくなった農業でしたが、やっと
  体調も良くなり今年から頑張ろうと思っています。
  何もしなくてもたくましく育ってくれる植物もあり、いろいろ思うこの頃です。
  前回異常高温が続いた2018年は虫が減少し、ミニトマトが青いままに冬が来てしまった
  話を書きましたが、やはり虫がいなかったせいなの2019年は例年なりすぎるほどなる
  キウイとゆずがほとんど全滅で、数えるほどしかなりませんでした。
  しかし、植物はたくましく2019,2020も暑かったが、耐性がついたのか、2020年はかなり
  回復しました。しかし、私の方がやる気がなく、秋に忙しかったこともあり、放置して12月に
  なりたくさんなったキウイとゆずを取ったのですが、両方ともしもやけ状態で、ぶよぶよで
  結局ほとんど廃棄するしかありませんでした!
  しかし、放置してもたくましいものもありますね。例年こぼれ種でできるのですが、小松菜は
  異常繁殖して、1m四方にもなったものが何十本もなり、食べないうちに菜の花畑になり、
  その後始末に大変な思いをしました。三つ葉も毎年繁殖地を広げています。
  花も野放しにしていても毎年こぼれ種でたくさんさいてくれるものがあります。その最たる
  ものがコスモスと矢車草です。コスモスは新しい種をまいてもなかなか良いものができない
  のに,もう20年前にまいた種の子孫は異常に繁殖力が強く放置しておけば畑中にはびこる
  勢いですが、適当に咲くところを作ってやると咲きます。時々普通のピンク色に交じり、
  氏江親子い赤が咲くときがありますが、昨年は写真にありますように変わった色も咲き
  ました(今年も咲くと良いのですが!)。もっと激しいのは矢車草です。
  これも元々青い色でしたが、これも放置していくとどんどん増えて、5年くらいは青一色
  でしたが、突然白ができ、その数年後には赤紫、さらにその数年後にはそのほかその
  中間色なのかいろいろな花の色ができました。
  昔は色々な花の種をまいていたのですが、中には一度もうまくいかないものもあります。
  コスモスと矢車草は春と秋の切り花に重宝しています。このほかムラサキハナナ
  (オオアラセイトウ)やムスカリも異常繁殖してます。これらも春先には切り花に重宝しています。
  もう1つ、意外に増え続けているのがヒヤシンスです。30年位前には例年水栽培をしていた
  (家で暖かくしてあげると立派に咲きました)のですが、あるときから終わった後農場の片隅
  に植えてあげたらこの10年くらいで少しづつ増えて毎年花を咲かしてくれます。
  チューリップや水仙やダッチアイリスもある程度までは咲き続けますが、だんだん少なくなり、
  消えていきます。たまたま土地が当たったのかわかりませんが、毎年放置していても咲いて
  くれる花々はうれしいですね。


  ↑巨大になった小松菜      ↑放っておくと畑を埋め尽くすムラサキハナナ。初めはやや
            薄い色だったが、最近ではかなり濃い色の花も多くなり、切り花にしております。


  ↑2019年のゆずほぼ全滅           ↑例年数百個なるのに2019年は5個位 


  ↑2020年は良くなりましたが、忙しくて取らなかったら12月になってかなり
   落ちてきたので、慌てて採ったらぶよぶよな感じで食べられず         
  

 ↑始めはピンクだけ。次いで白、赤、ついに昨年覆輪が咲きました。



  ↑毎年徐々に増えているヒヤシンスとムスカリ。切り花にもなります。



  ↑毎年色が増加するや矢車草

 (2018年12月20日記)

  今年はいろいろと忙しいことが重なりあまり世話ができなかった(いつもの年は1~2
  週間に1回くらいは毎週行けたが、今年は2~3週に1回(これでは野菜がうま く育つ
  わけがない!)くらいしか農場に行けなかったばかりか、例年にない異常気象で、作物も
  異常続きだった。 何時もはたくさんできて困るほどのじゃがいもが忙しくて堀に行けな
  かったら地上部が枯れ、その後に赤シソやコスモスがいっぱい生え、そのあたりを秋に
  掘ったらほと んどなし(たぶんほとんどが腐った!)。サツマイモも11月終わりに掘ったら、
  異常に肥大し中には腐っていたのもあった。サトイモはできるにはできたが、1株当た り
  の数は昨年の3分の1くらい! 乾燥と暑さ?。もっとも異常なのはミニトマト!。例年
  たくさんできる夏にはほとんど実がならず、11月ごろになったらたくさんなりだし、赤くなる
  のを楽しみにしていた ら、12月になって実は大きくなったにもかかわらず緑色で
  食べられず。
  置いておいたら赤みが出てきていくつかは食べられたが、今のところ100個近いミニトマト
  が緑色!そのほかかぼちゃや・キューリ・ナス・ピーマンなど夏に元気な実のなる野菜は
  ほとんど全滅状態だった。 これは今年の異常な暑さで虫が少なく(おかげさまで今年は
  蚊やジョロウグモも少なくて助かりました)、夏に受粉があまりできなくて9月下旬になって
  暑さが弱って虫も多くなり受粉するようになったが、時すでに遅く、その後すぐに寒くなった
  せいもあり、熟さないうちに冬になったようです。こんな年もあるのですね。 しかし、カキと
  キウイは異常なほどなりました。柿は1本の木に数百個、キウイは既に数百個は取ったの
  にまだ鈴なりです(やや小さめなのが多いのですが)。
  雄 雌1本づつなのにこんなになったのは初めてです。
  5月になる桑の実は例年背が高すぎていっぱいなっても水分が足りないのか、熟さないで
  かたくなって終わっていたの が、今年はその木がやや倒れて横になり、十分太陽と給水が
  うまくいったのか、鈴なりになりました。たくさんジャムを作りました。味はブルーベリーとあまり
  変わりま せん。アントシアニンの味なのでしょうか。今年一の収穫でした。 ニラや三つ葉や
  小松菜はシソはどんどん増え、なぜか遠く離れたところにも飛び火し、また群生しています。
  植物はたくましいですね。 大根は今年もよくなっております。白菜、ブロッコリー、キャベツ
  は秋になって涼しくなったので今のところ順調なようです。 あまり手入れをしなくても、
  殺虫剤をまかないせいか、益虫と鳥(耕運機で耕していると鳥がその後を追うように土の
  中の何かをついばんでいます)が害虫を食べてくれ るせいなのかあまり虫の害も見られず
  植物の偉大さを感じながら生活しています。いつまでできるかわかりませんが、一人で
  (誰も手伝ってくれません)頑張っています。
  今回はたくましく育つ木と切り花の写真をお見せします。


  



 
  (2017年12月30日記)

   講義を1日増やしたり、そのほかいろいろなことをしているのでなかなか農業に行くことが
  できません。今年の天候も不順で、こちらがいけるときは雨が降ったり、晴れても連日の雨で
  ぬかっていて耕運機が使えなかったりで、実際には2週間に1回ということも多く、作物の出来
  ぐわいが心配されました。 しかし、イモ類はまあまあの出来で、特にサトイモは豊作でした
  (例年は親いも1つあたり5~8この小芋という感じでしたが、今年は10-~15個もなっていました。
  大根はやや細身でしたが、カブと赤カブは今までで一番立派な大きさで、豊作でした。豆類も
  良い出来でしたが、例年良くなるプチトマトはやや不良でした。 キウイは昨年は1つの雌株
  しかないのに300個位もなったのに、今年はその3分の1くらいしかなりませんでした
  (その分大きく売り物より立派でした!)。
  逆にブルーベリーは今までのがやや古くなりあまりならなかったのに、昨年まではほとんど
  ならなかった木(実もかなり大きい)にいっぱいなり、久しぶりにジャムを作りました。
  非常に残念だったのは春から夏の花の季節にあまりいけないで、チューリップもユリも矢車草も
  コスモスもたくさん咲いたのに盛りの時期を見ることなく、残念でした。一方例年長い時期楽しませ
  てくれる百日草やマリ―ゴールドやヒマワリは天候が悪かったのか、連作の為か不作でした。
   43歳から始めて今年で30年。誰も助けてくれませんが、マイペースで重労働に堪えています。
  夏の暑さ(汗で3回くらい下着を変えます!)、冬の寒さはこたえますが、これからもがんばっていこう
  と思っています。 毎回花を持ってくるので、必ず仏様に花を活けます。
  今回は月ごとのその花の写真をアップしました。ちょっと地味ですね。
   
1月  2月
   
 3月  4月
   
 5月  6月
   
 7月  8月
   
 9月  10月
   
 11月  12月


   (2017年12月日記)

    大分から東京に戻ってきて以来、宇都宮線の東大宮と蓮田の間にある家から電車でも車でも
   (ただし夜。昼は倍ぐらいの時も)1時間くらいのところで、ガーデニング(確かに花も楽しんで
   いますが、実態は農業)をしています。当初はほとんど畑仕事をしたことがない両親が持て
   余していた農地を手伝うつもりでやっていたのですが(時々水やりや除草を手伝ってくれました。
   そのおかげか2人とも90歳以上の長命でした)、10数年前からたった1人でやっております。
   40代の初めだったので元気いっぱいでしたが、70代の今はやや厳しいです。
   やりすぎは禁物ですが、健康のためにも当分は続けたいと思っています。


    勤めているときは良くて1週間に1回、たいがいは2週間~3週間に1回しか行けませんでしたが、
   植物の生命力にはただただ感服するしかありません。農薬は葉から吸収される除草剤(したがって
   農作物には影響なし)以外は今までほとんど使っていません。
   害虫は虫や鳥が食べてくれるようです。中和のために石灰はまきますが、肥料はもったいないので
   あまり使いません
    (もちろん無農薬の取立て野菜は私たち都会の人間にはそれ自体が贅沢ですが、本心は肥料を
     ふんだんに使って栽培するのなら野菜を買った方がましという単純な理由で)。
   それにもかかわらずできるものはよくできます(手のかかるものはだめなので作りません)。
   もっとも天候任せですからほとんど毎年とれるサツマイモなどでも水をあげないので、根が定着
   するまで雨が降らなければほとんど取れないこともあります。でも懲りずにいつもたくさんの種や
   種イモをまいております。
   うまくできなくても気にしません。そのくらいの気持ちでないとやっていけません。
   定年になったのだから今年こそちゃんとやろうと思ったのですが、春の種まきは退職前の忙しさで
   ほとんど行くことができず、その後も今までためていた家のことの慣れない仕事が山積みされ忙しく、
   また今までと生活が変わったせいか 6月いっぱいは体調も悪く、やはりいけなかったので草は
   伸び放題で、体調が戻った夏は除草に追われ大変な目にあいました。

    秋の種まきシーズンこそはと思い意気込んでたら、9月中旬(2015年)にひどい気管支炎になり、

    
その後も喉の調子が悪く9月から今まで3回くらいしか行っていません。

    そこで今年の収穫は一部しかうまくいっていませんので、ここでは野菜でなく1年中植えっぱなし
   でもよく咲いてくれる花の12か月をお見せします。

   
    
この1年は風邪ばかりひいて(2016年7月後半から8月上旬までまた風邪をひきました。年なので
   しょうか!)最悪でしたが、花は良く咲いてくれました。

   (2016年 7月21日日記)

    前回載せた花の写真以降の農場の状態です。例年良くなるキウイですが一昨年の大雪で棚が崩れ、
   全体に1m以下まで下がってしまったらその年は例年の4分の1くらいまで激減。昨年応急処置をして
   120㎝位まで上げたらやっと半分位(100個)まで回復しました。風通しがが大事なのですね。
   次は何も手入れをしないゆずですが、例年無数になります。
   市販のものよりかなり小さく見栄えは悪いのですが、もっぱらゆずジュースにして今でもスポーツドリンク
   に入れて飲んでいます。
    昨年は忙しくてまったく手入れをしなかったので秋の収穫はサトイモ位でした(いつもできるさつまいもは
   種芋を植えた後晴天が続いたにもかかわらず忙しくてほとんど水を上げなかったので全滅でした!)。
   11月から4月までまいた種はうまくいかなかったのですが、種をまかなくても例年雑草のように三つ葉と
   小松菜は食べきれないほど出てくれます。小松菜は春になると一面菜の花畑になります。
   ちなみに昨年の秋まいた野菜のこの春の成果はものの見事に惨敗でした。
   何しろ秋に風邪をひいて東京の家で種まきをして成長した苗を植えたのが11月だったため、いちおう
   キャベツも白菜もブロッコリーもフレームの中で育てたせいかいつもより大きく育ったにもかかわらず、
   いずれも葉っぱと茎だけで玉ができませんでした。たくさん作ったので捨てるのはもったいないと思い、
   巻いていない葉っぱだけを1月から4月まで食べました。ものは考えようです。
   やや硬いことを除けばそれなりの味が出ていました。直播の大根とカブはなるにはなりましたが、
   いつもと異なり貧弱だったのでおおきくなるのを待っていたら大半は花芽が出てきて花畑状態でした。
   いくつかの例外(数は例年に比べ少なかったですが)は菜豆、ホウレンソウ、レタス、リーフレタスでした。
   なお春まきでは例年のようにジャガイモがたくさん取れましたが、場所(やや荒地)が悪かったのに肥料を
   あまりあげなかったら小さなものばかりでした。カブ、大根、にんじんは肥料も手もかけなかった割には
   まあまあのできでした。
    そんなわけで野菜や果物は手をかけなかったり、適切な時期に取らなかったりで散々な状況でしたが、
   花は冬の間は雑草もあまり生えないので手をかけなくてもよく咲いてくれました。
   ツバキ・山茶花、が例年通り年末から4月まで、良く咲き、日本水仙も12月が暖かったせいか12月中旬に
   咲き、お正月にはたくさん家に持って帰りました。しかし、1月初旬にひどい寒波が来たせいか、いつもは
   1月に満開になるはずの水仙の花芽が枯れ、たいして咲きませんでした、しかし2月から4月までラッパ
   水仙系の花が咲いてくれました。
    3月の終わりごろ生まれて初めて野生のキジを見ました(山鳩や鶯は何度か見ました)。
   初めはつがいでいたのですが、カメラを持ってきたらメスはいなく、オスだけでしたが、写真を取っていても
   逃げないでかなり長い間何かをついばんでいました。
   4月になって木いっぱいに咲くボケ、ユキヤナギ、シダレザクラ(特にシダレザクラは昨年まで南側に高く
   そびえていたシュロを切ったら色も枝ぶりも見事になりました。
   ヒヤシンスもやスカリも一度植えたら毎年のように咲き、特にムスカリは雑草のようにはびこるようになりました。
   5月になると見事なのはジャーマンアイリスで、乾燥気味を好み、肥沃な土地は良くないという条件に
   合うのか毎年よく咲いてくれます。ここに掲げた以外にもまだ何種類かあります。
   ダッチアイリスもどんどん増えますが、日本の花菖蒲は一時良く咲きましたが、手をかけなかったら
   全滅しました!
    また、こぼれだねでよく増え、その増え方が雑草なみなのが矢車草で、不思議なことに始めは青色だけ
   だったのが数年たったら薄いピンク色がちらほら見えるようになり、濃い赤紫が出て、この数年で、
   きれいな赤、藤色、覆輪のような赤紫、ついには白まで現れました。今やこの季節の重要な切り花になって
   おります。
     次の花は薄いブルーの小さな花の塊が丸く咲いた花(秋まく花の美食混合という名の袋に入った種を
   まいたら出たいくつかの花の1つ。かなり咲いたのでここに出しました)は図鑑で見たらすかビオザという
   名が一番近いようです。アジサイは4種類あるのですが、毎年よく咲きます。ユリもたくさん植えるのですが、
   たいてい手入れが悪いのか数年しか持たないのが多く、山百合に至っては何回も植えても芽がでない
   ことが多く、よほどこの土地に合っていないようです。
    (他のユリはデジカメを修理に出したため取れませんでした。来年までお待ちください)。
    今夏の花が咲きだしました。このところ行ける日が天気が悪く、もう2週間以上言っていないのでどうなって
   いるのか心配です。7月の初めに行った時は雑草が背の高さぐらいまでおおわれていて、大変な状態
   でした!いまやどうなっているのでしょうか。

   

   

    


   

   

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